2023年3月26日日曜日

浄水器の作り方: ヤシガラ活性炭の簡単な方法

浄水器の作り方について、随分と色々と調べて一度は自分でも作ってみたので、

せっかくなので備忘録として残しています。

災害・遭難時に雨水・泥水などもこの方法で少しは綺麗に出来ると思います。

サイトの引越し多しにつき、画像がなくなったり申し訳ないですが、

時間のある時に追記・編集したいと思います。

目次

1: 材料のこと:ろ過するには
2: その他の材料
3: 市販の浄水器のポットを使ってみる
4: 自作のカートリッジ
5: 完成 

 

1: 材料のこと:ろ過するには

 最初は、比較的手に入り易い「ヤシガラ活性炭」の簡単でシンプルな方法です。

ネット検索であちこち調べましたが、実際に使用中の浄水器の説明書や

お店に売っている浄水器の仕様なども、とても参考になりました。

  • 木炭
  • ヤシガラ活性炭
  • 麦飯石


上記はホームセンターやスーパーマーケットにもあるかと思いますが、
様々な通販でも簡単に手に入ります。

因みに、麦飯石は楽天でした・・。


ヤシ殻活性炭の画像は逆さまを上から撮影したものですが、袋に最初から穴が開いていたので。(面倒なので、返品やクレーム・評価していません。)
中身が石や木の欠片なので、穴は開き易いでしょうね、ご注意ください。


ほか、ケイ素スティック(セラミックのようなもの)・チタンボウルなど。



  

2: その他の材料

他に必要なもの

  • 不織布(メーカーの構造の説明を参考。代用品は以下に。)
  • 溶解性鉛による、イオン交換体(金属イオンの除去。気になる場合。)

不織布の代用として。扱いやすく手に入りやすい物。↓↓

  • コットン(不織布の代用に)
  • コーヒーフィルター(不織布の代用に)
  • 油こし紙(不織布の代用に。紙でも良いですが、レーヨン製は濾過がとても早いです)
  • 茶こし
  • ポットや水差しのような容器(お好みで形は何でも良いです。
  • コーヒードリッパーなども良いかと)。
  • ペットボトルの空き容器(以下の図を参考にして下さい)

 など。

以下は適当に使ったものの健忘録です。

あると便利なもの

  • ザル
  • ボウル

このセットは、他のものの濾過でも使えそうです。

(同じ作り方で食用油を濾しても良い気がします。)

今回は簡易的な浄水(水の濾過)器の作り方、というところですね。

 

下の画像の様に、ペットボトルを半分に切って口の方を逆さにして被せます。
  ↓

コーヒーフィルターと油こし紙をセット


ペットボトル使うと、DIY感が増します。。。



3: 市販の浄水器のポットを使ってみる


市販の浄水器のポットが使いやすいだろうと付け替えてみたり

「あるものは使え」と、試しました。


筒形で、丸かったので思いついたのですが、

茶こしの直径がポットの口に丁度合う大きさだったので、セットしてみたのです。

茶こしも色々ありますが、持ち手がついていない、ザルみたいなタイプが良いと思います。

持ち手があると、上に重ねる際に引っかかって密閉率が悪くなります。

その隙間から活性炭や麦飯石がポロポロ落ちたりします。


又は、市販の浄水器のカートリッジをナイフで上部だけ切って、

それをフィルターとして使えば一番使い易いかも知れません。


今回、何もないところから作り出す・・いや、無理ですね。

遭難した場合は現地調達なので、また考えなくてはなりません。

非常用の避難用具に脱脂綿(コットン)・コーヒーフィルター・油こし・ざる・その他諸々が必須となると、

「荷物の多過ぎる人」になる危険性が大です。

無人島に漂着した場合、重宝されそうですが。

 

4: 自作のカートリッジ

活性炭(竹炭なども)ざるやボウルで水洗いします。

手が黒くならなくなるまでが目安。

活性炭は炭なので、よく洗いましょう。
何度かざるで濾してみました。

最初、雑に2~3回ザルで漉して飲んでみましたが、喉がイガイガしました。。。








コーヒーフィルターに、
よく洗った活性炭をセットオン。


麦飯石は、鍋で煮沸消毒しました。

普通にステンレス鍋とザルで。


水に入れると、しばらくの間は プクプクしていました。






最低5~6回は濯いだ方が良い気がします。上記の通り、手に黒く付かない程度が目安かと。

この辺は、自己流&適当です。。

ペットボトルを半分に切り、漏斗(ロウト)の状態にしたものにセットします。

そこへコットン登場です。

ペットボトルの切り口を上から見た図。

その飲み口部分にコットンを置いたところ。

(あんまり意味がない画像・・)


ペットボトルの口の部分に、コットンを詰めます。

↓↓





コーヒーフィルター

↓↓

油こし紙

↓↓

ヤシ殻活性炭

↓↓

コットン

↓↓

コーヒーフィルター、油こし紙

↓↓

ヤシ殻活性炭

・・を何層か重ねます。


  

5: 完成・検査・終わり・参考

説明が微妙に雑ですが・・完成です!


完成の画像(写真)がどこか行ってしまいましたが、このように層になっている筈です。


あとコットン(脱脂綿)は、綺麗なものは

ティッシュでも代用できそうですね。。


また、改良したいと思います。


以上、意外と簡単なので、お時間があるときにでも(忙しいと出来ませんよね!)

ぜひ自家製の浄水器にチャレンジしてみて下さい!


あと、出来れば水質検査キットなどで簡易検査してみても良いかと思います。
楽天・Amazonなどで数百~数千円で様々なものが個人用に販売されていますし、
薬局でも取り扱いがあったり、相談すれば取り寄せてくれたりもすると思います。
又は、保健所・水道局で持ち込み検査・・話がだんだんと大きくなってきました。。
参考までに。

ここまで読んでいただいた方、ありがとうございました。

いかがでしたでしょうか。何か少しでも参考になりましたら幸いです。

また宜しければ他の記事も覗いてみて下さい。

よろしくお願いいたします。


参考:

サバイバルの本など。

参考サイトはリンク切れのため削除しています。

水質基準の国際比較(微生物・放射性物質・他)

https://www.mhlw.go.jp/shingi/2002/11/s1108-5g.html

一般社団法人浄水器協会

https://www.jwpa.or.jp/waterchecker.html

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