以前より脳関門突破についてとても心配していたので、
関連のある話題を時折調べていましたが
・・凄い本がありました。
「心を操る寄生生物 感情から文化・社会まで」
[ 著者:キャスリン・マコーリフ ]
という本です。
内容については、あちこちの書評みたいな記事でかなり詳しく紹介されています。
殆どが抜粋なのではないかと思えるんですが。(私もそうしたかったのですが、
彼方此方でそうなっているのを見てしまった為、ここでは内容の引用はしませんが
内容が気になって知りたかった方は書評サイトがおススメです。)
私が特に気になった部分は、普段から気にしている部分ですが。↓
・現代医学では、人体に住み着いているウィルス、細菌、原生動物、
菌類その他を合計すると、百兆個体の桁になるとされる。
・世界人口の三〇%の感染者がいるとされるトキソプラズマ
あとは、
脳や筋肉の組織中に厚く丈夫な壁に包まれた球形のシストを作る。(Wikipediaより)
ということで、脳に居る可能性があるのですね。。
トキソプラズマについては、
例えば、ネズミがトキソプラズマに感染するとネコを恐れなくなり、
自ら食べられに行くような行動をする様になる・・というお話です。
ネコの腸内でのみ繁殖することが出来るものらしいです。
専門的な説明で「終宿主」とかあります。
なにか、フッと思いましたが・・今の人間界はトキソプラズマにとっての「終宿」がない世界と同じような感じなのかもしれないですが。
ネコの腸=平和な宿 ・・でも、食べられたくはないです。
他、交通事故を起こしやすくなるとか、統合失調症との関連があるとか
言われているのですが。この際なので、いくつかのサイトを見ましたが
関係ない事が判明っていう記事もいくつかありました。
統合失調症の患者にはネコを飼っていた人が多い(30%)とか、
そんな話が起源のような気がします。
情報源
この本の事は、
「武田鉄矢の今朝の3枚おろし」っていうポッドキャスト(文化放送のラジオのもの)
の過去のものを聴いていて、(確か2018年)の8月に放送された分です。
私が普段から気にしている様な内容や言葉がたくさん出てくるので、
「こ・これは!」・・と、
文化放送のHP>ポッドキャスト>武田鉄矢>一覧>ダウンロードしました。
読んだ本から話されていた様で、本のタイトル・著者を言われたので
早速、検索しました。
その番組はいつも話のネタが学術書などから仕入れておられる様です。
最初は、キャサリン・マッコーリーと聞こえて、マッコリとか、
何とか少し違う文字でもググったのですが、なかなか出て来ませんでした。
思い出しては調べ、かなりの時間をかけて検索していました・・。
本の詳細
2017年4月15日発売で、中古の本も多数ある様ですが、
文庫本や新書では未だ出版されてないので、
希少価値が高いみたいで、あまりお安くなっていません。
高くなっているところが多いです。↓
心を操る寄生生物 感情から文化・社会まで [ キャスリン・マコーリフ ], 西田美緒子出版社:インターシフト 価格:2484円(定価・税込)
↑
Amazon・Rakutenなどでリンクを貼りたいところですが、
(wordpressの時には貼っていたのですが)
アフィリエイト用のタグが一部消えたりして表示が難しかったので
諦めました。。。
それに、本の紹介は普段は殆どしないので、
慣れないリンクの作成でまた時間を割いてしまうのが目に見えています。。
ログインしなくてはならなかったり、面倒な事になりそうです。
終わり
個人的な意見ですが、学術書は早く新書や文庫本で出した方が良いと思います。
あと、本が売れたい人はそうしたら良いのにって、いつも思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。
何か少しでも参考になりましたら幸いです。
良かったら気が向いたときにでもまた覗いてやってくださいませ。
よろしくお願いいたします。
参考サイト:
トキソプラズマ症
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%82%AD%E3%82%BD%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%BA%E3%83%9E%E7%97%87